普段スーツを着ることの多いビジネスマンにとっては、ネクタイのセンスでその人のファッションセンス、ひいては仕事ができるかできないかまでを見られることもあります。
ファッションの国フランスでもそれは例外ではなく、ビジネスマンたちは自分のセンスでチョイスしたネクタイを締めて毎日出勤しています。
オーソドックスな模様や落ち着いた色が好まれる日本と違い、本人に似合っていればある程度色や柄には寛容なのがフランス社会の特徴です。
もちろん、取引先との交渉の際には、相手が気にするようであればそれに合わせて落ち着いたものを選べるよう、シーンに合わせたスタイルを何種類か持っておくのがフランスのできるビジネスマンの条件と言えます。